Isolation & Instrumentation Amplifier PS-ISOA7

アナログ入出力・差動絶縁アンプ

概要

    ■ DINレール取付、組込み用、アナログ絶縁アンプ
    ■ 差動入力およびシングルエンド入力に対応
    ■ シングルエンド出力
    ■ 入力部はインスツルメンテーションアンプ
    ■ 1bitデータストリーム絶縁(デジタル変調、復調部は独自回路)
    ■ 入力~電源~出力の3グループで絶縁
    ■ DC24V電源用

機能

    ■ LPF切り替え
    ■ 入力インピーダンス切り替え
    ■ 過入力保護(電源遮断時も)
    ■ 負荷短絡保護
    ■ 電源逆説保護

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ラインナップ

  • PS-ISOA7LinkIcon差動・アナログ絶縁アンプ。絶縁、差動、で強力なコモンモードノイズ除去性能。差動入力だけでなく・シングルエンド入力、に対応小型、DINレ-ル、組込み用。 差動・アナログ絶縁アンプ。絶縁、差動、で強力なコモンモードノイズ除去性能。差動入力だけでなく・シングルエンド入力、に対応小型、DINレ-ル、組込み用。差動・アナログ絶縁アンプ。絶縁、差動、で強力なコモンモードノイズ除去性能。差動入力だけでなく・シングルエンド入力、に対応小型、DINレ-ル、組込み用。 差動・アナログ絶縁アンプ。絶縁、差動、で強力なコモンモードノイズ除去性能。差動入力だけでなく・シングルエンド入力、に対応小型、DINレ-ル、組込み用。



原理


入力は、インスツルメンテーションアンプで、シングルエンドに変換されます。入力インピーダンスはロ-/ハイ切替可能ですが、ハイの場合には90dB以上のCMRR(同相ノイズ除去比)に達します。次に、1bit変調回路にて、デジタル信号に変換され、ここで、耐圧2KVのアイソレータで、絶縁されます。その後、1bit復調回路で、アナログ信号に復元され、2段階のフィルタ付アンプを経て、出力されます。

1次側、2次側の給電部も絶縁されますので、以下の3ブロックで絶縁されます。
①入力側
②出力側
③給電側

利点

アナログ信号をデジタル信号に変換して、絶縁するので、直線性に優れています。デジタル変調、復調部は既存のICを使わず、独自に構築したもので、広い周波数特性と、低歪性能、精度(オフセットやゲインの、温度ドリフト性能)のトータルでバランスの取れた性能を有します。

代表諸元

サイズ
W52.8 x D58 x H89.6
電源電圧
DC22~26V (無信号時消費電流60mA)
定格
入力:20Vp-p(シングルエンド±10V、バランス±5V & ∓5V)
出力:20Vp-p(シングルエンド±10V)
絶縁耐圧(60秒)
入力-出力2KV
電源-入力2KV
電源-出力1.5KV
周波数特性(-3dB)
Wide : DC-19.3KHz
Narrow : DC-220Hz
5VDC 1.6A
4Ω負荷では倍の電流になります。
温度ドリフト
ゼロ:26ppm/℃
ゲイン:32ppm/℃
利得
1x(0dB) ・・・最大1000までカスタマイズ可
歪率
0.0039% (100Hz20Vp-p)
0.03% (1KHz20Vp-p)
0.059% (10KHz20Vp-p)
雑音
Wide : 1.1mV
Narrow : 0.23mV
保護回路
入力過電圧保護
出力短絡保護
電源逆接保護

MultifunctionI/Oとは

MultifunctionI/O(マルチファンクションI/Oボード)は、アナログ入出力、デジタル入出力を有するI/Oボードであり、デジタルI/OにはPWMやエンコーダー・カウンタ、周波数カウンタなどが割り当てられています。またリングバッファとトリガによって、連続での高速データ収集が可能です。アナログ部は全機種16Bit分解能であり、高精度、低雑音が特徴です。要約すると、以下の各種ボードの機能を統合したものと言えます。


■ アナログ入力ボード(A/Dボード、AIボード)
■ アナログ出力ボード(D/Aボード、AOボード)
■ アナログ入出力ボード(A/D+D/Aボード)
■ デジタル入力ボード(DIボード)
■ デジタル出力ボード(DOボード)
■ デジタル入出力ボード(DIOボード)
■ データ収集ボード(I/Oボード)
■ 波形入出力ボード
■ リモートI/O ※一部の機種のみ

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