Infrasound Sensor ADX-INF01LEマルチファンクションI/OA/DボードアナログI/OボードADボードデータ収集ボードD/AボードデジタルI/OボードDAボードMultifunction-I/OI/OボードリモートI/ORemoteI/Oまたはトリガリングバッファ16Bit高速A/D同時サンプリングエンコーダーカウンタPWMSPDIF受託開発A/DボードアナログI/OボードADボードデータ収集ボードD/AボードデジタルI/OボードDAボードMultifunction-I/OI/OボードリモートI/ORemoteI/Oまたはトリガリングバッファ16Bit高速A/D同時サンプリングエンコーダーカウンタPWMSPDIF受託開発A/DボードアナログI/OボードADボードデータ収集ボードD/AボードデジタルI/OボードDAボードMultifunction-I/OI/OボードリモートI/ORemoteI/Oまたはトリガリングバッファ16Bit高速A/D同時サンプリングエンコーダーカウンタPWMSPDIF受託開発A/DボードアナログI/OボードADボードデータ収集ボードD/AボードデジタルI/OボードDAボードMultifunction-I/OI/OボードリモートI/ORemoteI/Oまたはトリガリングバッファ16Bit高速A/D同時サンプリングエンコーダーカウンタPWMSPDIF受託開発

インフラサウンド・マルチセンサー【6.25-0.0003Hz,±733.4Pa】
Ethernetインターフェース

概要

    ■ 電磁誘導・差圧膜面式インフラサウンドセンサーに、3軸加速度計、気圧計、騒音計、温度計を一体化。
    ■ ADX3-42LE互換の-EthernetリモートI/Oを一体。PCやマイコン基板とLANケーブルで直結可能です。
    ■ データ収集ソフトウェア付属。簡単にデータ収集をスタートできます。他にレジスタマップ、ライブラリも公開。
    ■ 高速リングバッファと多機能トリガで連続波形入出力が可能です。
    ■ GPS搭載、2CHの拡張アナログ入力装備。

    ■ 6.25Hz~0.001Hzまでの広い周波数帯域をセンシング。
    ■ 3750mPa/sec以上の高スルーレート
    ■ 直線位相のフィルタのみで構成された高い波形再現線インフラサウンドinfrasound大気リモートセンシング低周波数一般的に、人間は20Hz~20kHz程度の周波数の音波を聞き取る能力を持っているといわれている。この周波数範囲の音を「可聴音」と呼び、この範囲を超えた音になると、人の耳で捉えることができなくなる。この可聴範囲外の音のうち、20kHz以上の高周波域の音を「ウルトラサウンド(超音波)」といい、20Hz以下の低周波域の音を「インフラサウンド」という。CTBTO微気圧計低周波騒音津波地震一般的に、人間は20Hz~20kHz程度の周波数の音波を聞き取る能力を持っているといわれている。この周波数範囲の音を「可聴音」と呼び、この範囲を超えた音になると、人の耳で捉えることができなくなる。この可聴範囲外の音のうち、20kHz以上の高周波域の音を「ウルトラサウンド(超音波)」といい、20Hz以下の低周波域の音を「インフラサウンド」という。火山土砂崩れ噴火EthernetWiFi一般的に、人間は20Hz~20kHz程度の周波数の音波を聞き取る能力を持っているといわれている。この周波数範囲の音を「可聴音」と呼び、この範囲を超えた音になると、人の耳で捉えることができなくなる。この可聴範囲外の音のうち、20kHz以上の高周波域の音を「ウルトラサウンド(超音波)」といい、20Hz以下の低周波域の音を「インフラサウンド」という。加速度騒音振動気圧リモートIOリモートI/Oアレー一般的に、人間は20Hz~20kHz程度の周波数の音波を聞き取る能力を持っているといわれている。この周波数範囲の音を「可聴音」と呼び、この範囲を超えた音になると、人の耳で捉えることができなくなる。この可聴範囲外の音のうち、20kHz以上の高周波域の音を「ウルトラサウンド(超音波)」といい、20Hz以下の低周波域の音を「インフラサウンド」という。ADXⅡ-INF01 ADXll-INF01

    ■ 最高速700Hz(※)程度で高速サンプリング(リングバッファ動作・代表値)
    ■ 最高速30msec(※)程度で高速サンプリング(ポーリング動作・代表値)
    ■ リングバッファで連続・高速データ収集
    ■ 開始・停止独立型の多機能トリガコントローラー
    ■ アナログ入力(加速度3ch、気圧、騒音、拡張アナログ2ch)のデジタルフィルタ
    ■ 2CHの拡張アナログ入力(±10V~±10mV、4.096V、熱電対各種、測温抵抗体)
    ■ 薄膜抵抗、低雑音DDコンによる正負2電源により優れた電気性能
    ■ デジタル演算方式の零接点補償、デジタル演算方式のリニアライザ
    ■ WindowsXP/WindowsVista/Windows7/Windows8/Windows8.1/Windows10対応
    ■ Windows用DLLの関数(ADiox3-API)オープン、ロガーソフトMultiLoggerX3付属
    ■ レジスタマップオープンで様々なOSに組み込み可、TCPとUDPを選択可
    (※加速度3ch、気圧、騒音、温度、1PPS、拡張アナログ2ch、インフラサウンド2ch、GPS)
インフラサウンドinfrasound大気リモートセンシング低周波数一般的に、人間は20Hz~20kHz程度の周波数の音波を聞き取る能力を持っているといわれている。この周波数範囲の音を「可聴音」と呼び、この範囲を超えた音になると、人の耳で捉えることができなくなる。この可聴範囲外の音のうち、20kHz以上の高周波域の音を「ウルトラサウンド(超音波)」といい、20Hz以下の低周波域の音を「インフラサウンド」という。CTBTO微気圧計低周波騒音津波地震一般的に、人間は20Hz~20kHz程度の周波数の音波を聞き取る能力を持っているといわれている。この周波数範囲の音を「可聴音」と呼び、この範囲を超えた音になると、人の耳で捉えることができなくなる。この可聴範囲外の音のうち、20kHz以上の高周波域の音を「ウルトラサウンド(超音波)」といい、20Hz以下の低周波域の音を「インフラサウンド」という。火山土砂崩れ噴火EthernetWiFi一般的に、人間は20Hz~20kHz程度の周波数の音波を聞き取る能力を持っているといわれている。この周波数範囲の音を「可聴音」と呼び、この範囲を超えた音になると、人の耳で捉えることができなくなる。この可聴範囲外の音のうち、20kHz以上の高周波域の音を「ウルトラサウンド(超音波)」といい、20Hz以下の低周波域の音を「インフラサウンド」という。加速度騒音振動気圧リモートIOリモートI/Oアレー一般的に、人間は20Hz~20kHz程度の周波数の音波を聞き取る能力を持っているといわれている。この周波数範囲の音を「可聴音」と呼び、この範囲を超えた音になると、人の耳で捉えることができなくなる。この可聴範囲外の音のうち、20kHz以上の高周波域の音を「ウルトラサウンド(超音波)」といい、20Hz以下の低周波域の音を「インフラサウンド」という。ADXⅡ-INF01 ADXll-INF01

MultiloggerX3

  • リングバッファモードとポーリングモード
  • 複数のADX3-INF01LEを統合してデータ収集(ポーリング)
  • 生存しているADX3-INF01LEのみで動的なグルーピングを行うデータロガー
  • 通信途絶したADX3-INF01LEをグループから自動除外
  • 復活したADX3-INF01LEをグループに自動追加
  • 2箇所へFTP転送
  • アラームのEメール転送機能アナログ入力ボードA/DボードADボードアナログ出力ボードD/AボードDAボードマルチファンクションボードマルチファンクションI/OMultifunctionI/Oデータ収集ボード計測ボードI/Oボードデジタル入力ボードデジタル出力ボードデジタル入出力ボードDIボードDOボードDIOボードアナログ入出力ボードPCIボードPCI-ExpressボードリモートI/ODAQトリガリングバッファ16BIT同時サンプリング計測制御受託開発開発委託カスタマイズOEMエンコーダカウンタ周波数カウンタPWMストローブラッチデジタルフィルタ

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インフラサウンドシリーズにおける位置づけ

大きな入力レベルと大きなダイナミックレンジが必要な場合(±733.4Pa~±0.19mPa)、比較的低い周波数をセンシングしたい場合(6.25Hz~0.0003Hz)、マルチセンサーとETHERNETインタ-フェースが必要な場合に最適です。

Img0958-310.pngImg0962-310.png

ラインナップ

  • ADXⅢ-INF01LE-WAC (Wi-Fi 版 TCP, AC 電源)
  • ADXⅢ-INF01LE-WDC (Wi-Fi 版 TCP, DC 電源)
  • ADXⅢ-INF01LE-ETAC (ETHERNET 版 TCP, AC 電源)
  • ADXⅢ-INF01LE-ETDC (ETHERNET 版 TCP, DC 電源)
  • ADXⅢ-INF01LE-EUAC (ETHERNET 版 UDP, AC 電源)
  • ADXⅢ-INF01LE-EUDC (ETHERNET 版 UDP, DC 電源)
  • ADXⅢ-INF01LE-RAC (RS232C 版 , AC 電源)
  • ADXⅢ-INF01LE-RDC (RS232C 版 , DC 電源)]
  • (受注生産、納期約3カ月、在庫がある場合には即納です)

開発にあたって

本製品の開発にあたっては、高知工科大学・電子光システム工学群・山本真行教授に、ご指導頂きました。国産のインフラサウンドセンサーを作りたいという教授の志に共感し、およそ10年の歳月をかけて共同開発をしてまいりました。そんな中、東日本大震災を経験することでインフラサウンドセンサーの応用として津波検出にフォーカスして研究開発を今尚進めております。現在インフラサウンドによる津波早期検出を目指して、高知工科大学と協力しながら、センサーの敷設を進めております。

LinkIcon高知工科大学インフラサウンド観測ネットワークシステム
LinkIconインフラサウンド研究室
インフラサウンドinfrasound大気リモートセンシング低周波数一般的に、人間は20Hz~20kHz程度の周波数の音波を聞き取る能力を持っているといわれている。この周波数範囲の音を「可聴音」と呼び、この範囲を超えた音になると、人の耳で捉えることができなくなる。この可聴範囲外の音のうち、20kHz以上の高周波域の音を「ウルトラサウンド(超音波)」といい、20Hz以下の低周波域の音を「インフラサウンド」という。CTBTO微気圧計低周波騒音津波地震一般的に、人間は20Hz~20kHz程度の周波数の音波を聞き取る能力を持っているといわれている。この周波数範囲の音を「可聴音」と呼び、この範囲を超えた音になると、人の耳で捉えることができなくなる。この可聴範囲外の音のうち、20kHz以上の高周波域の音を「ウルトラサウンド(超音波)」といい、20Hz以下の低周波域の音を「インフラサウンド」という。火山土砂崩れ噴火EthernetWiFi一般的に、人間は20Hz~20kHz程度の周波数の音波を聞き取る能力を持っているといわれている。この周波数範囲の音を「可聴音」と呼び、この範囲を超えた音になると、人の耳で捉えることができなくなる。この可聴範囲外の音のうち、20kHz以上の高周波域の音を「ウルトラサウンド(超音波)」といい、20Hz以下の低周波域の音を「インフラサウンド」という。加速度騒音振動気圧リモートIOリモートI/Oアレー一般的に、人間は20Hz~20kHz程度の周波数の音波を聞き取る能力を持っているといわれている。この周波数範囲の音を「可聴音」と呼び、この範囲を超えた音になると、人の耳で捉えることができなくなる。この可聴範囲外の音のうち、20kHz以上の高周波域の音を「ウルトラサウンド(超音波)」といい、20Hz以下の低周波域の音を「インフラサウンド」という。

インフラサウンドとは

超低周波

インフラサウンドとは、人間の可聴周波数範囲(20 Hz~20 kHz)より、低い周波数(3mHz~100 Hz)の音波のことで、地球物理に関する様々な状態を把握出来ます。代表的なものとして、津波・火山噴火・地震・土砂崩れ・隕石や人工衛星の大気圏突入・各種人工騒音(風力発電・爆発音・核実験等)などが挙げられます。周波数は低いほど遠くまで減衰せずに届く性質があるため、インフラサウンドを用いれば遥か彼方で生じている現象を把握することができるのです。インフラサウンドは、マイクロホンで計測できる周波数範囲よりも大変低い周波数を扱うので、マイクロホンとは全く異なる専用のセンサーが必要になります。

ADXⅡ-INF01  ADXll-INF01
インフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震インフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震

微気圧

音は言い換えると気圧変化ですからインフラサウンドのような低周波は気圧計で捉えることができそうです。しかし気圧計が扱う測定レンジはKPa(キロパスカル)レベル、インフラサウンドセンサで検出したい圧力偏移は、最大10Pa(パスカル)以上、最小1mPa以下(ミルパスカル)と微小です。この観点でも専用のセンサーが必要となります。

ADXⅡ-INF01  ADXll-INF01
インフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震インフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震

低周波騒音との相違

低周波騒音計ではマイクロホンにG特性という20Hzを中心としたバンドパスフィルタを組み合わせたもので、主に20Hz付近の低周波音を計ります。このような低周波騒音計で20Hz以下の実態を計ることは困難です。真の低周波騒音の実態を計測するにはインフラサウンドセンサが必要なのです。

ADXⅡ-INF01  ADXll-INF01
インフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震インフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震

周辺センサー一覧

本製品は、ADXⅢ42LEシリーズ互換なので、以下の周辺センサ郡は、アナログ入力に割り当てられます。温度はビット数が多いのでカウンタの一つとして割り当てられます。付属のMultilogger3の信号調節機能により、センサのスケーリングなどの設定は完了しており、直ぐに使用できます。

ico.pngインフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震インフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震

加速度センサー

加速度センサーはMEMS方式でXYZの3軸を搭載しています。この信号は0.034Hz以下の低域を遮断し、絶対値とした上で、A/Dコンバータ―でデジタル信号に変換された後、ピークホールド回路を経由します。ピークホールドは、ソフトウェアポーリングとポーリング(サンプリング)のピーク値を保持し、ポーリング直後にピーク値はリセットされ、これを繰り返します。これは低速のポーリング(サンプリング)でもピークを逃さないための措置です。

ADXⅡ-INF01  ADXll-INF01

測定レンジ
0~3347Gal
周波数特性
0.034Hz~1600Hz(XY)、0.034Hz~550Hz(Z)
分解能
16Bit
雑音
2Gal以下

ico.pngインフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震インフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震

騒音センサー

オーディオ帯域の低域はインフラサウンドと隣接しており、周囲の騒音の影響でインフラサウンドが生じる場合があります。このような状態を分別するには本機内蔵の騒音計が役立ちます。騒音計はコンデンサーマイク方式で、低域のレスポンスは、ベストケースで10Hz程度です。マイクからの音声信号は実効値(630msecの二乗平均平方根+対数)に変換した上で、ピークホールド回路で、ソフトウェアポーリング間隔中はピーク値を保持します。

ADXⅡ-INF01  ADXll-INF01

測定レンジ
43dB~110dB (ダイナミックレンジ67dB)
周波数特性
10Hz~1000Hz
聴感補正
なし(=Z特性)
時定数
630msec
分解能
16Bit

ico.pngインフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震インフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震

気圧センサー

インフラサウンド(もしくはサウンド)は気圧を微分したものと言えますから、気圧の影響も回避できません。そこで本製品には気圧計を搭載しています。気圧計はインフラサウンドに比べ、分解能が粗いものの、インフラサウンドセンサとは桁違いの大きな圧力変化を把握できます。

測定レンジ
15KPa~115KPa
周波数特性
DC~1HzかFs/2の低いほう (Fs=サンプリング周波数またはポーリング周期)
分解能
16Bit

ico.pngインフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震インフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震

温度センサー

気圧は温度と相関があるので、本製品には温度監視用の超精密温度センサーを装置内に装備、専用のA/D変換回路を設けています。この温度センサーは装置内部に取り付けられており、極めて高精度です。

測定レンジ
0℃~81.92℃
最小分解能
0.0000390625℃
Dレンジ
128.18dB
分解能
21Bit

インフラサウンドセンサ

本製品のインフラサウンドセンサは電磁誘導式で、アナログ回路がないため性能が大変優れており、22Bit=134.2dBと広大なダイナミックレンジを有しています。さらに1mHzまでの超低周波を捉えつつも絶対気圧には応答しない扱いやすさ、3750mPa/secの急峻な立上りにも追従できる高速性など、数々の特徴を有しています。また温度急変などでインフラサウンド計測に影響のある環境要件が検出されると、低域のカットオフを一時的に最大4mHzまで上げる動的フィルタの搭載などで、温度ドリフトを除去する仕組みも搭載しています。また全てのデジタルフィルタは位相回転が発生しない理想的なFIR型だけで構成され、位相回転の生じるIIRフィルタ、アナログ高次フィルタを追放しています。本製品は他のADXⅢ42LEシリーズと互換なので、インフラサウンドセンサはカウンタの一つとして割り当てられます。

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測定レンジ
±733.4Pa
最小分解能
0.19mPa
ノイズレベル
7mPa rms / ±20mPa p-p
Dレンジ
134.2dB
周波数特性(DCモード)
0.003Hz~6.25Hz(-3dB)
0.0005Hz~6.25Hz(-9dB)
0.0003Hz~6.25Hz(-15dB)
スルーレート
3750mPa/sec

ico.pngインフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震インフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震

運用と装置の能力

風の影響

ADXⅡ-INF01  ADXll-INF01インフラサウンド測定の最大の障害は風の影響です。強風にもなると500mPa程度の大きなノイズを発生させます。風の影響を軽減する方法としてよく使われる方法が、吸気口をパイプで分散する手法で、吸気管は、①先端下部より吸気する方法、②吸気管全体でゆっくりと吸収するポーラスパイプの2通りの方法があります。いずれも、時間的に異なる場所でサンプリングした気圧を合成するので、FIR型のデジタルフィルタと等価です。

前記の方法はかなり広い場所がないと実現できません。もっと簡単な豊富が、室内に設置する方法です。強風であっても、室内は静かであるのは、部屋そのものが風に対するフィルタの働きをしているからです。低周波数のインフラサウンドを計測する場合、部屋のフィルタ特性は殆ど悪影響を与えません。同時に、装置の防水・防塵や給電などを兼ねられるのも大きなメリットです。但し以下の2点に注意してください。

  • 測定室の急激な温度変化を避ける。温度変化は空気を膨張・収縮させ、微気圧の変化になりますので避けるべきです。
  • 扉の開閉等による気圧変化に注意(部屋の気圧が大きく変化します。出入りの少ない部屋で、かつ扉の開閉をゆっくり静かに管理すべきです)

強風時の実例を下に示します。

DATA2.png
ADXll-INF01インフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震インフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震ADXⅡ-INF01

低周波の応答

下は0.005Hz(波長200秒)20Paの音を測定したときの様子です。上はADX3-INF01LEのインフラサウンド波形、下は搭載気圧計の波形です。気圧計では200秒の応答に比べ、ノイズのほうが大きいです。

inf01-1.png
inf01-2.png
ADXll-INF01インフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震インフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震ADXⅡ-INF01

超低周波の応答

今度は2000秒20Paの音に対する応答です。左は気圧計、右はインフラサウンド。気圧計では非常に長い周期のトレンドを捉えていますが、2000秒に対する応答は弱いです。

inf01-3.png

過度応答

下は部屋のドアを急に開き、普通に閉じる動作を、時間を空けて4回繰返した様子で、最初の2回は強め、残り2回は弱めに操作を行いました。グラフは上は弊社のADXⅢ-INF01LE、下が既存のインフラサウンドセンサーです。ドアを閉じる時は、ドア周囲に空気が逃げるため、ドアを開ける際に比べ圧力変化が小さくなります。ADXⅢ-INF01LEのグラフを見ると、負圧が大きく、正圧が小さく、この様子をはっきりと捉えています。また急にドアを開いた際の鋭い負圧がはっきりと見えます。既存品は、正負の振幅が同等に出ていて波形再現性が悪く、かつ鋭い負圧が大幅に鈍って、振幅が1/3程度に潰れています。また収束時間がとても長く、正圧ピークの時間がズレており位相特性もよくないと言えます。弊社のセンサはIIRフィルタやアナログフィルタを搭載していないので、このような現象は皆無で直線位相です。ADXⅢ-INF01LEの最大の特徴は、こうした急激な立上り・立下りに対する追従性に優れ、かつ波形を綺麗に再現する直線的な位相特性にあります。

ADXⅡ-INF01  ADXll-INF01

リングバッファとトリガ

高速データ収集を支える大容量リングバッファ

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◎リングバッファ
一般に、小さい単位のデータ転送は効率が悪く、速度が出ません。そこでデータをある程度蓄積して、ホスト(PC)に転送するためのリングバッファを装備しています。メモリは2バンクあってホスト転送中にもう片方のメモリでデータ収集をフォローします。

  • MEMORY1でA/D、カウンタをデータ収集
  • MEMORY1が満杯になるとMEMORY2でA/D、カウンタをデータ収集
  • その間MEMORY1からNetworkController経由でデータをホストに転送
  • MEMORY2が満杯になるとMEMORY1でA/D、カウンタをデータ収集
  • その間MEMORY2からNetworkController経由でデータをホストに転送
  • この動作を繰り返す

◎ポーリング
リングバッファによるデータ収集ではメモリが一杯になるまで、データの読み出しができないので、リアルタイム性を要求される場合にはポーリングのほうが向いています。但しポーリングでは最高速度は劣ります。ポーリングは全ての測定項目をまとめて転送します。

瞬間のデータを取り逃がさないトリガコントローラー

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◎常時データ収集をしていたのでは、データ量が膨大になり解析が大変です。そこで必要な箇所のみデータ入出力を行うのトリガコントローラを備えています。
  トリガコントローラは何らかのイベント(トリガ)でデータ入出力を開始したり、停止したり、一時停止させます。

◎トリガ要因は、以下の通り豊富で、開始トリガと、停止トリガで独立して設定できます。
アナログ入力の立上りエッジ(ヒステリシス設定可)

  • アナログ入力の立下りエッジ(ヒステリシス設定可)
  • アナログ入力のデュアルエッジ(閾値を超えて、再通過したときにトリガ)
  • アナログ入力のインレンジ(範囲内)トリガ
  • アナログ入力のアウトレンジ(範囲外)トリガ
  • デジタル入力のパターン一致トリガ(マスク可)
  • デジタル入力の立上りエッジトリガ(任意ビット)
  • デジタル入力の立下りエッジトリガ(任意ビット)
  • 無条件(ソフトウェア開始/停止)
  • 開始トリガ以降すぐに停止がかからないよう、停止トリガ検索開始までの期間(デッドタイム)を指定できます

◎トリガ周辺機能は以下の通りで豊富です。

  • トリガ発生からデータ収集を開始させるまでに遅延時間を置くトリガディレイ。
  • 指定のデータサイズでデータ収集を自動停止するストップカウンタ。
  • 停止トリガ発生後の入力バッファの読み出しをサポートするポストリード。

拡張アナログ入力

  • 16Bitの高精度A/Dによるマルチプレクス式のアナログ入力。
  • チャンネル毎に、±10V、±1V、±100mV、±10mV、熱電対(K,J,E,T,R,S,N,B)、白金測温抵抗体(JPt100,Pt100)、4.096Vを選択。
  • オートゼロ、カウンタ入力と同時サンプリング、デジタルフィルタ。
  • 高速ポーリング、リングバッファ接続。

その他

  • 薄膜抵抗や低誘電コンデンサを使い高い直流精度を達成しています。
  • 大容量フィルタ搭載の正負2電源駆動のアナログ回路用電源。
  • オンボード温度センサ
  • 独立した電源電圧(バッテリ)監視A/D搭載。

仕様

搭載センサ
加速度(振動)x3ch(XYZ)、騒音、気圧、汎用アナログ入力、インフラサウンド、温度センサ
通信方式
有線LAN(Ethernet)、無線LAN(Wi-Fi)、RS232C
RS232Cはライブラリ、付属ソフトウェアが使えません
寸法
W258.4×D236.9×H220.4mm、シャーシ寸法、コネクタ突起・エアインテーク・インシュレータ含まず
電源電圧
AC85V~AC264V(47Hz~63Hz)、DC12Vのいずれか
消費電力
12W(GPS込み、TCP、AC電源、代表値)
周囲温度
-10~60℃ (動作時) -55~125℃ (保存時)ico.pngインフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震インフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震
湿度
10~90%RH(動作時:結露なきこと)ADXll-INF01インフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震インフラサウンドinfrasound微気圧計低周波騒音津波地震ADXⅡ-INF01

MultifunctionI/Oとは

MultifunctionI/O(マルチファンクションI/Oボード)は、アナログ入出力、デジタル入出力を有するI/Oボードであり、デジタルI/OにはPWMやエンコーダー・カウンタ、周波数カウンタなどが割り当てられています。またリングバッファとトリガによって、連続での高速データ収集が可能です。アナログ部は全機種16Bit分解能であり、高精度、低雑音が特徴です。要約すると、以下の各種ボードの機能を統合したものと言えます。

■ アナログ入力ボード(A/Dボード、AIボード)
■ アナログ出力ボード(D/Aボード、AOボード)
■ アナログ入出力ボード(A/D+D/Aボード)
■ デジタル入力ボード(DIボード)
■ デジタル出力ボード(DOボード)
■ デジタル入出力ボード(DIOボード)
■ データ収集ボード(I/Oボード)
■ 波形入出力ボード
■ リモートI/O ※一部の機種のみ

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